このはしわたるな

夢のつり橋から/想定超えた九重フィーバー

歩行者専用としては日本一の長さと高さを誇る「九重“夢”大吊(つり)橋」が開通してから、30日で1カ月になる。全国各地から連日、大勢の観光客が詰めかけ、当初予想した年間来場者数の30万人を開通からわずか24日目で達成するなど、地元の人たちも戸惑うほどの盛況が続く。


予想をはるかに超える反響には、現場の町職員たちも困惑している。開通当初は、4時半を過ぎても発券所前から列が消えず、閉門を1〜2時間も遅らせた。しかし、辺りは真っ暗。渡り終えた一部の客からは苦情も寄せられた。「暗くて何も見えないじゃないか」

暗くて何も見えないじゃないか!