2007-03-23 眠る盃 memo 夢を見ていたかのような短い期間でした。 その町にもわずかな記憶の残滓が残っておりました。その町で僕はまどろみ、友は僕を揺り起こす。 その町の焼き鳥の煙は香ばしく、煙草の煙とまじったそれは僕の服にこびりつく。 そんな香りの記憶は当時の僕には当然なかったけれども、ノスタルジィともいうべき思いが、つと胸に溢れた。それもまた 夢をみていたかのような短い期間でした。