FIJI

NZ大使に国外退去命令、クーデター実行のフィジー軍政

フィジーの軍政は理由を明らかにしていないが、ニュージーランドのメディアは同弁務官がクーデターで追放されたガラセ政権の幹部らと接触を続けていることに反発したのが原因と伝えている。
フィジーでは昨年12月、軍がクーデターを起こし、今年1月に軍のバイニマラマ司令官が暫定首相に就任している。軍司令官も兼務している。クーデターに踏み切った原因としてはガラセ政権の汚職体質、人種差別的な政策などを挙げていた。
ニュージーランド政府はクーデターに批判的な立場を示し、軍政指導者のニュージーランド入国を規制するなどの制裁措置を発動していた。
ピーターズ外相は弁務官の追放は、国交断絶の一歩手前の措置と反発。結果として起きる国際社会からの反響の責任はフィジーにあるとも主張した。

混迷を深めている様にしか感じられない。