仮面の告白

ふざけんじゃねぇ。
ふざけんじゃねぇ。

怒りにとらわれる。
あいつは平然と太平楽にすごしている。
あいつが今もって息をしていることが許せない。
とまで思う。

しかし

いつまで怒っているわけにはいかないのだ。
僕には僕のすることがあるのだ。
だからそんな怒りにいつまでも付き合っているわけにはいかないのだ。

いつまでも怒ってられるほど僕は暇じゃない。
そんな矮小な自分につきあっているほど僕は暇じゃない。