熊笹の遺言

ハンセン病歴史資料館 熊本・合志市の菊池恵楓園に開館


熊本県合志市国立ハンセン病療養所菊池恵楓園内に12日、九州初のハンセン病歴史資料館を兼ねた「社会交流会館」がオープンした。かつて園を囲んでいた隔離壁(高さ約2.4メートル、厚さ約15センチ)に入所者が外を見たい一心で穴を開けた「望郷の窓」や病気が治って退所する際に打ち鳴らした「希望の鐘」など、ハンセン病の歴史を知るうえで貴重な資料約200点を展示している。

開館時間は平日の午後1〜4時。入場無料で土日祝日は休館。

来年秋ごろ正式オープン。
写真は入所者が外を見るために隔離壁に開けた穴。