FIJI

フィジー:政変で観光は低迷か?〜むずかしい旧植民地の自立

フィジーでは先住のフィジー系(人口の51%)とインド系(44%)の根深い対立がある。政治面では、「伝統的社会指導者評議会」という、フィジー系のみで構成される評議会が大統領の任命を行うなど、フィジー系の優遇政策が取られてきた。1999年にインド系の首相が誕生すると、フィジー系の政治優位を主張する武装勢力が、翌年にクーデターを起こす。これが、先の「2000年国会占拠事件」だ。
 この混乱時に、ガラセ氏が新首相に就任した。フィジー系、インド系の関係改善に努めるが、先のクーデターで標的にされた軍司令官のバイニラマラ氏は、この宥和政策に不満。そこで今回の首相自宅包囲事件を起こした。

ガラセさんもバイニラマラさんもどちらもフィジー系。今回のクーデターはフィジー系のイニシアチブ争いとも言える。
ガラセさんが釈放しようとしていた00年クーデターメンバーは当時、現司令官のバイニラマラさんを標的にしていたらしい。

そら釈放に反対するわな。

フィジーの観光経済に大打撃、クーデター発生で

そらそうだ。


フィジー経済崩壊危機に直面

Prasad教授は「今投資家らを魅了させる材料はフィジーにはなにもない。2007年度から2011年度にかけての政府経済改革プランは、今回のクーデターによって水の泡となってしまった」として今後のフィジー経済危機に対する深い懸念を示した

資本主義に乗り遅れ。

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そして深まる孤独