半落ち

読了。
何がそんなに感動なんだろう?
確かによくできた話しだしそれをつなぐ構成として視点のバトンの受け渡しもなかなか。
僕には最後の(僕にとっては)とってつけたように感じる真相よりもそれまでの視点の変化による、それぞれの立場の心中を描いている部分の方こそ面白いと思った。

血が呼び合う、なんてこと書いたら「重力ピエロ」の春がおこっちゃうよ。

まぁでも葛藤なんかよりも「喜怒哀楽」の哀で売る方がセンセーショナルでわかりやすいもんね。