貸してるリスト

「ぼくらの」1巻〜5巻 「PLUTO」3巻、4巻 「しろいくも」 「美貌の果実」現状貸し出し中その他 (以下確認メモ) ・「漂流教室」うっさん@久我山 ・「ぷーねこ」1巻 うっさん@久我山 ・「ヒゲオヤジの冒険」も ・「縫製人間ヌイグルマー」ち ・「想い事」 …

たのしい写真

たのしい写真―よい子のための写真教室作者: ホンマタカシ出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/05/01メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 159回この商品を含むブログ (100件) を見る 堀 江:(前略)写真で最も恐ろしいのは、写された人がその時間にそこに…

サーカスの息子

サーカスの息子〈上〉 (新潮文庫)作者: ジョンアーヴィング,John Irving,岸本佐知子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/11/27メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (27件) を見るサーカスの息子〈下〉 (新潮文庫)作者: ジョンアー…

生きる歓び

生きる歓び (新潮文庫)作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/08メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (37件) を見る だいたい、捨てられたり親からはぐれてしまった子猫なんて、その同じ時刻に日本の中だけでも何百匹といただろ…

1Q84

1Q84 BOOK 2作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 432回この商品を含むブログ (925件) を見る思い立ったときにそれは既に喪われてしまっていることもある。 それでも、そのものを手に入れることは…

沈まぬ太陽

沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)作者: 山崎豊子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/12/26メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 31回この商品を含むブログ (86件) を見る別にこの話が全部本当じゃなくてもいいんだけど これを読んでいて最近のJALの赤…

もう一つの国

上巻を読み終えた。 あぁ僕はルーファスでヴィヴァルドでエリックなんだ。 彼らには乗りこられない壁が厳然と存在し僕はそれを自分で勝手に構築してしまっている。 ヴィヴァルドのように自らの限界をうすうすと感じつつも、その道でいきたいと願う。 けれど…

されどわれらが日々

読了。 ある時代が見える。 文章が綺麗。 生に意味はなくてもちゃんとあるんだよ。 schlafgutの父ちゃんとかこういうの読んだのかな?とか思っちゃった。

嘘つきアーニャの真っ赤な真実

読了。 意図せずに東側の崩壊のそれぞれを描いていてとても興味深い。 チャウシェスクのルーマニア、そしてユーゴスラビア。この地域の話を読むたびに無力感にさいなまされる。 生きるって難しい。。。

壊れた風景・象

読了。 すごいな。これ映画とかじゃ無理だ。 だってこんなやり取り成立しないもん。 普通なら。 なんかとんでもないです。そのくせよくわからない(特に「象」)僕はこの作品の表層でつるっつるっと すべっているだけだったように感じた。 結構大きな作品だ…

翻訳夜話

読了 翻訳のお話と言うよりも言葉 及び 究極的には他者理解のお話として読みました。興味深い。 人間は言葉を使って生きていてその言葉はその時代を生きているんだなって思った。

人質カノン

読了。宮部みゆきってもしかするとそのうち模倣犯を超えるような成熟した社会における人間関係の歪みを抉り出しかつ読み物としても面白い話を書くかもしれない。短編でもこのクォリティ−。 今回の本の内容云々よりもそちらが気になった。 基本的に宮部みゆき…

宗教と日本人

読了。 テーマのある対談は非常に面白い。 思うのは昔の日本人は勤勉 というかエリート層と一般層が大きく隔てられていて だからこそ人事がわりとフランクであった(あまり人がいないから) とその選ばれたプライドが人を動かしていたんだなって思った。 明…

ローマへの道

読了 萩尾さんのまぁよくも悪くもよくなれた形で描かれたお話。 こういう話が「残酷な神が」の方につながっていったんだろうなと思う。

ロシアは今日も荒れ模様

読了。 ロシアが身近に見えてくるから不思議。 政治家という人種の人となりがみえてくる。 ロシアの社会が見えてくる。司馬遼太郎もいっていたけれどロシア人はとてもいい人なんだって でも集団となるとやっぱ怖いみたい。 集団と一人一人でキャラが異なるみ…

トランス

読了。 確かにこれはやってみたくなる。 手軽。だけど場の転換が非常に多くスリリング。 場の転換。もう少しいうと関係性の転換。 へたにやったらぐだgdaになってしまう芝居だと思う。何回か読み直してみたい台本でした。あと、あとがきに「自己嫌悪が自分に…

香水

読了。 これ読み始めて、途中で興味もって映画みて、また見終わった後読み終わったというあまりない読み方になってしまったけれど、特に映像と本が喧嘩することはありませんでした。映画は本の世界観はよく出ていたと思う。 しかしながら、主人公の愛憎はや…

飛ぶ教室

読了。これはなかなか素晴らしいお話だ。 そもそも、「子供はいつでも楽しく幸せなんだ」という話には心底腹を立てる作者が書いているのだからそのスタンスはかなり素晴らしいものであるとおもう。話としても勇気と無謀は違うというような話(賢さと勇気の関…

鬼太郎の地獄めぐり

読了。冒頭からしてクール! 「ねずみ男、地獄へ行ってみようじゃねえか」 「そりゃあいいや。」 「たいくつでこまってたんだ。」とか吸血鬼とか西洋妖怪が 「地上には既に聖飢魔Ⅱを派遣してある」 とかいたるところでたまらない!

オシムジャパンよ!

読了。 トルシエの哲学が見える。 監督をする人から見たオシムジャパンが見えてくるのが 興味深かった。

赤い竪琴

読了。 初、津原泰水。 読みやすい文章。 話としては少し思わせぶりなきらいがあるかとも思うが 過去と今をバランスよく行き来するのはなかなか。 吉祥寺が舞台で結構親近感。

続巷説百物語

読了。仕掛けがかなり大掛かり。 巷説百物語から続いた物語が全て収斂して一つの像になった。 一つ一つの話をおもしろくしつつそう持ってくる 手際はさすがであると思う。

ダリアの帯

読了。大島弓子の登場人物ってどうしてこうもいつも痛々しいんだろう。 だから嫌いだよ。 それでもぐいぐいと引き込ませる力を持っているから嫌いだよ。 それでも前を向いているから嫌いだよだから、読むのをやめられないから嫌いだよ。てやんでい。

巷説百物語

読了。京極堂とは違って大仕掛けではない話。 さくさく読めてなかなかいい感じ。しかしよう文献調べてるなぁ いつも思う。おいらにはまだまだ教養が足りないよ。

世界でいちばん優しい音楽

読了 冒頭と状況があからさまに違うじゃん! というつっこみはぬきにして。まぁ昼ドラ的展開まいったねこりゃ。 という部分と そういう気持ちは忘れたくないなー という部分が あったり。ありえない!って思うのがきほんなんだけどあってもいいよなというか…

村上かつら短編集2

読了。 なんか、どうしてこうどうしようもないことって起きるのだろう。 気づけば自分を見失って。視野が狭くなってプライドだけは高くなってしまって。 そういうことに気づける自分でいたい。そのことに気づいたときに痛みを感じる自分でいたい。 そんな些…

村上かつら短編集1

読了。 人ってすれ違うのね。 恋とセックス。それはセックスをしたいという欲求が呼び起こす錯覚なのかもしれない。 というおもい。それでも好きと思う。主人公。まぁ、わかんなくもないけれどさ。全体的に女性が描いた話という印象。 淡い思い出のようなも…

戦争報道

読了 結構ややこしい、入り組んだことを書いているのに読みやすかった。 ああぁこのひとICUっぽいなぁと思うところも正直あったwいくつかの内容は既に知っていたけれど、共同、時事、電通の関係とか 「地獄の黙示録」の解釈とかがかなり興味深かった。公共性…

STAYラブリー少年

読了。これでこのシリーズも完結かな? 人を好きになる。 それに抗う。 最初から孤独でいれば失うこともない だから遊びでいい。けれど巻き込まれる、気になる。という気持ちには大きく共感する。この2作と中学時代の友人Mかいの送別飲みをしたせいか中学高…

CUE

読了。 ストーリーはわりとめちゃくちゃ。 ただパワーはあった。中学生は無力で、けれどそのうちにあるパワーが溢れてきてしまい、それをもてあます。 そんな日々だったことを思い出した。にしても最近の中学生はませてんのね。。。。