沈まぬ太陽
- 作者: 山崎豊子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/12/26
- メディア: 文庫
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別にこの話が全部本当じゃなくてもいいんだけど
これを読んでいて最近のJALの赤字さ加減とか今でもたびたび起こる事故とかが
人災なんだなってよくわかった。
JASとの統合だけじゃなくてJAL自体も結構な物を抱えていたんだなと思った。
あと政治屋どもが国民航空という会社からの利権をむしりとろうと色々している中で
「飛行機は道路や電車と違って設備維持が(空港維持)以外かからない。
そこで運んでくれる利益は莫大だ。こんなにぼろいもんはない。」
みたいな事を述べていたのだが
そこを読んでいまだに絶対に需要のない地方にも空港を置こうと頑張っている
馬鹿どもにとって空港という存在がどうみえているのかよくわかった。
東京北空港本当にできるのかな。。。
誰が責任取るんでしょうかね。。。
御巣鷹山に墜落したJL123便に乗っていらした方の最後のメッセージを
過去に見たことがあるのだけどあれは見た瞬間に涙が出たのを思い出した。
あの極限状態でどうしてそんなことが書けるんだろう。
そのぶれぶれの字は振動のせい?それとも震え?
どんなに恐ろしかったことだろう。
それなのに綴る言葉は愛なんだということに心を打たれた。
http://a-hayama.com/p19-12sp.html