サーカスの息子

サーカスの息子〈上〉 (新潮文庫)

サーカスの息子〈上〉 (新潮文庫)

サーカスの息子〈下〉 (新潮文庫)

サーカスの息子〈下〉 (新潮文庫)

長い話だった。
長い、とても長い。
前半は正直ちょっとうんざりした。
けれど蒔かれたものは全て奇麗に納まり
最後に大きな感動となった。

素晴らしい。
人生はノーサーカスだけどゴーホームなんていわれてもどこにもホームなんてないけれど
それでもサーカスは素晴らしいんだ。

最後の長いエピローグの終盤の雪のシーンがとても美しかった。
「おじさんは、どこの人なの?」