ハーメルンの笛吹き男

読了。
大学生の頃に購入して当時はどうにも読めなくて挫折。
何回か捨てかけもしたけれどなんか気になって捨てられず
このたび再チャレンジ。

したらすんげぇ面白い。
うひょー
当時の(13世紀位から16.7世紀)の世相、雰囲気が垣間見えれて大層興味深い。
当時の欧州の歴史はだいぶ頭から抜けてしまったがそれでも、世相、風俗と歴史のかかわりが絡み合っている部分がダイナミックで面白かった。

ハーメルンの笛吹き

ネズミ捕り

別の出来事が口承の間に一つになり、そしてそのないがしろにされた笛吹き男の仕返しというそのストーリーが当時の民衆の鬱積した感情の吐き出し口として表出した一つの思いの形であるというのは腑に落ちる。
しかし子供十字軍だの当時の王の子殺し政策だのイロイロ説があるなぁ。